2019年7月27日土曜日

SONYの200-600をレビュー!

Introduction

2019/07/26発売のSONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSが届いたので簡単にレビューします。

今の所、SONY純正レンズの中でも一般人が買える値段の中でも最大の焦点距離600mmをカバーしているレンズです。

競合は、
Tamron SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2
Sigma 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary / Sports
となるでしょうか。

ただしSigmaはまだEマウント版を出していません。サード製は新品の実売が10万円前半で入手できるのに対し、本レンズは純正で出たばかりのため24万前後と倍近くします。純正の性能/信頼性/安心感をこの価格差に見いだせるかがポイントかも知れません。

でかいよ!

予約開始当日に実物を見ずに注文したため、一度ソニーストアへ本レンズを見にいきました。先行でレビューしているメディアの記事を見ましたが、殆どが600/4と同時にレビューしていたため200-600は小柄な印象を勝手に持っていましたが、実物単体で見ると結構威圧感があります。よく言われる、ボディーがおまけ状態になりかけています。

100-400とは違い、テレ端-ワイド端での伸縮はありません。100-400のテレ端とは数センチしか変わらないですが、持ち運びは100-400のほうがしやすいでしょう。見た目は、私は伸びる100-400より、伸びない200-600のほうがかっこいいと思います。本レンズは長い(31.8cm+レンズフード)のでレンズバッグも選びます。

フードを外しても、結構でかいです。

フィルター径が95mmで、レンズフィルターも高価です。そこそこいい値段なレンズなのでケチらずKenko ZXのレンズフィルターを購入しました。。ホントはNikonのARCRESTを買いたかったですが、ZXの倍するので断念。カネのかかるレンズです。

使い勝手は?

レンズの右側は何もありません。スッキリしています。鏡筒は、結構高級そうに見えますが結構プラスチック(エンジニアリングプラスチックだと思うけど)を使用しているみたいです。プラで2kgなので、金属鏡筒で重くなるよりいいと思います。

本レンズにはレンズストラップを取り付けることができます。ただ、そのまま取り付けるとカメラボディのストラップと2つ生えることになるので、ピークデザインのアンカー リンクスも購入しました。2500円位です。こうすることで、ストラップ1本で運用できます。耐荷重90kgなので問題はないでしょう。

左側はボタンが結構あります。用途は書いてあるとおりですね。手ブレ補正のモードは2が流し撮り対応、3が不規則な撮影向けだそうです。飛行機(戦闘機)やサーキットで使おうと思っているので、私は2をよく使いそうです。カメラボディ内の5軸のブレ補正と併せて動くそうで、確かに600mmでも非常にブレが少ないです。

イマイチなポイントは、フォーカスホールドボタンの位置ですね。長いレンズなので、できるだけ先端で支えたいのですが、鏡筒の真中付近にボタンがあるのです。せっかく3つもボタンが有るのに..."G"のロゴらへんにこのボタンが位置していればめちゃくちゃいいと思うんですが、どうですか。でもフォーカスリング/ズームリングの間にあるのがホントは使いやすいのかな?

満足度高いレンズでした!

最近はNikonからSonyへ移行しつつあるので、Nikon 200-500のような超望遠ズームほしいなぁ~と思っていました。Sonyは超望遠系が弱いなぁと思っていたので、今回のレンズでラインナップもかなり充実したと思います。

仕事が終わってから受け取ったので、家の猫を。600mmのほぼ最短距離で撮影。ノートリミングなのでどれくらい大きく写せるかの参考にしてください。

ご覧いただきありがとうございました!