2016年9月12日月曜日

Voigtländer NOKTON 58mm F1.4 SLII N購入したよ!

58mm…?

コシナのVoigtländer NOKTON 58mm F1.4 SLII Nが生産終了だそうです。
SLR-58mm(NOKTON 58mm F1.4)


58mmといえばノクトニッコールで,その復刻版とも言われている58mm f/1.4も勿論58mmで,一度使ってみたい画角であります。純正は高いですが,前々から目をつけていたVoigtländer NOKTON 58mmは実売38800円程度で比較的安く,その割に評判も良いみたいなので生産終了ということで購入することに決めました。と言うより,予約していたのがやっと入荷し購入できたのです。

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NIKON 50mm F1.8 Gは持っているのですが,余り使用していない気がします。どちらかと言うと中望遠の,切り取る画角が私は好きなようです。50mmと58mmの8mm差は果たして体感できるのか。。

きれいな絞り



右側は,ニューニッコール 85/1.8 Ai改です。50/1.8Gは絞りリングがないので同じF値に出来なかったので。上画像はF2.8に絞った時。NOKTON 58/1.4の絞り羽根は9枚で,円形絞りとは謳われていませんが2段絞っても綺麗な円形です。かなりコスパ良いです。

因みに50/1.8Gは7枚円形絞りだそうです。


こちらは同様にF5.6まで絞った時。6枚のNew Nikkor 85/1.8はシクロヘキサンみたいになってますね。


ちなみに最小絞りはF16でこれは50/1.8Gと同じなのでそれと比較していますが,かなり前玉おおきいです。やっぱり明るいレンズと言うのは,レンズを眺めているだけでもにやけてしまいますね。私はD610ユーザーなので58mmで使えますが、APS-C機でNIKONは1.5倍なので、換算87mmで使うことになります。85/1.4相当なのでポートレートにちょうど良さそうですね。ボケ量は58mmのままですけど。

因みに、50/1.8Gとフィルター径は同じ58mmで,フィルターの使い回しが出来ますよ。買い換えても安心です。生産終了ですが。

自分でピントを合わせる楽しさ

NOKTON 58/1.4はAFはなくMFなのですが,MFのレンズであるためとてもなめらかなフォーカシングができるようにこだわってあります。最近のAFレンズではまず味わえない,やみつきになる感覚であります。個人的にはもう少し重いグリスを使ってあると最高だと思いましたが、ぬるぬるとピント合わせが出来ます。コシナはCarl Zeissのレンズも製造しているので、安心して使えます。

AF無くて不便かと思われそうですが,このレンズは軽く使っただけでもピントの山がつかみやすいと感じるほどなので、MFでも大丈夫かと思います。コッツン無限遠でます。回しきって最短から無限遠まで出るということです。

手触り

鏡筒の作りが非常に気に入っているポイントです。手触りが心地よいのです。この材質?仕上げ?はなんというものなのでしょうか。マミヤのSEKORや,ブロニカのPEではないEやE IIまでのレンズも同様な手触りで,PEの写りの方が良いらしいのですがEやE IIを買ってしまうほどです。RZやETRを使う理由の一つでもあるくらい,この手触りが好きです。趣味とはこういうものです(笑)

追記:nokton 58/1.4は新デザインに成って新たに発表されたようです。58mm F1.4 SLII Sとなったみたいです。商品リンク自体はこの記事冒頭のリンク先と変わっていません。光学系は同じみたいですので,今ならデザインを選べる!かも?

写り(追記)

そういえば作例というか,noktonで写した写真が無く検索してくださった方々に申し訳ないのでお正月に撮った写真を。
NIKON D610 + Nokton 58/1.4 SLII N
F1.4 1/4000s ISO100

NIKON D610 + NOKTON 58/1.4 SLII N
F5.6 1/500s ISO100
熊本県人吉市の青井阿蘇神社の禊橋です。国宝になってから,並ばなければ初詣ができなくなりました。人が多くて恥ずかしいので2枚だけパパっと撮りました。周辺光量減光等補正せずPhotoshopでRAWからJPGにリサイズと文字だけ入れました。

開放だとかなり柔らかい写りをしていますがピントがあっている所は文字のひび割れなどちゃんと写っています。F5.6まで絞るとカッチリとしていて印象がガラリと変わってきます。もう別のレンズを使っている感じです。

MFもしやすく,使っていて楽しいレンズです。色もいじっていないのですがかなり鮮やかに出ているようです。それでいてF1.4の方の右上など周辺光量が落ちているところなどとても美しいと感じます。

また何か撮ったら載せていきます。Feb. 4, 2017

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