2016年9月14日水曜日

ひきふた

中判・大判カメラでは必需品の引き蓋。フィルムも値上げが続いているので一枚たりとも無駄撃ちできない状況ですから、撮影時以外は引き蓋を挿している事が多いと思います。

で、いざ撮影しようとすると引き蓋を引き抜くわけですが、適当にポケットに入れて塑性変形させてしまったり(曲げてしまったり)、適当なところに置き忘れたり、するわけです。まだしたことないですが、うっかりすることがあると思います。

中判の多くや大判ではフィルムバック(フィルムホルダー)にフィルムが入っており、撮影途中でフィルムホルダーを別のに交換することができ、それを利用して例えば使用しているフィルムを変更することが出来ます。撮影が終わっても、いくつかフィルムホルダーを事前に用意しておくことでスムーズに撮影が続けられる便利な機能なのですが、フィルムバックを外す際、この引き蓋が遮光という重要な役割を果たします。多くのカメラはフェールセーフ機能として引き蓋が挿さっていないとフィルムホルダーが外れないようになっています。


そういう訳で、無くてはならないので予備として購入しました。1枚1漱石くらいでした。ヨドバシで在庫残少となっていたので、購入すると販売終了になるのか見てみたかったのが実のところです(笑)

ところが、販売終了にはならず、お取り寄せとなってしまいました。主なマミヤのものは販売終了しているので悔しくてもう一枚、注文すると1週間ほどで到着しました。肝心のヨドバシ表示はやっと販売終了となり、めでたく当初の目的は果たせました。

似た形に金属板を切れば済む話では有るのですが、買えるときに買っておかねば、後々ヤフオク転売ヤーの餌食になるのは目に見えていますのでね。恐らく、直接問い合わせれば在庫残っていると思います。


ひきぶた、ひきふた、前者のほうが発音しやすいですが、商品名は"ひきふた"だそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿