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一桁機といえばニコンでもキヤノンでもフラッグシップと相場は決まっています。フィルム機ながらデザインは現在のD一桁機と殆ど変わっていないように感じます。さらに、F4までとは異なり、右肩に液晶が有ります。ファインダー交換が可能という点は現在のデジタル一眼では余りみられない機能ではないでしょうか。ミラーレス一眼などではEVF(電子ビューファインダー、Electronic View Finder)を付け外し出来たりするのが多くなっているようです。F6は残念ながら?ファインダー交換ができなくなりました。
F4で不評?であった使い続けるとテカるプラボディをやめました(外装はエンプラで中は金属フレーム)。F5のファインダー部分はチタンで出来ているそうです。DW-31という高倍率ファインダーは約6倍に拡大してピント合わせが出来るスグレモノです。Nikon F5はAFポイントが5点なので大事です。
スクリーンはEC-BかEC-Eタイプが多いかと思いますが、液晶と違い化学反応によって着色するため1-2sec程時間がかかる欠点はありますが、液晶より透過率が高いというメリットが有りました。ECはElectroChromism。
標準でついてくるファインダーはDP-30で、1005分割の3D-RGBマルチパターン測光が出来ます。被写体との距離(3D)+被写体の色情報(RGB)により測光し、露出を決定します。完成度の高い測光で、リバーサルが7割、白黒3割の私ですが殆どこの通りにしておけば9割以上露出を外していません。逆光だけは、逆光っぽくなるよう設計したとのことで被写体どアンダーなので補正かスポット測光に切り替えが必要です。
F4も電子接点を持ちますが、VR機能に対応しておらず、VRを使用するにはF5・F6を使用せねばなりません。しかしながら電磁絞りのEタイプレンズはF5・F6も対応できず開放のみとなってしまうようです。
後ろにはMF-28というフィルムバックを付けています。コマ内及びコマ間にデータを写し込んでくれます。コマ内(画面内)に写し込む機能は家族写真でもない限り嫌がられそうですが、コマ間(画面外)の写し込みは大変重宝します。
画面内は年月日、月日年、日月年、日時分、時分秒、フィルムカウント値、アップカウント値(6桁)、固定数値(6桁)
画面外は年月日時分秒、年月日時+任意文字8桁、月日時分+任意文字8桁、日時分秒+任意文字8桁、任意文字22桁、フィルムカウント値、露出値(シャッタースピード、絞り値)、オートブラケティング補正量、任意文字18桁+西暦年
の写し込みが出来ます。シャッター幕のスレは異常ではなく仕様だそうです。バッテリーグリップ一体のボディーはF5単体で秒8コマの連写を見せつけてくれます。この高速連写のお陰で、単写であってもスパッと獲物を射止めるかの如く、シャッターチャンスをものにします。F4のような巻き上げ音(の余韻)は全く聞こえません。高速連写のために各動作が一瞬で完了する設計だそうです。
非常に大きいF5くんですが大きいレンズを付けるほどバランスが良くなります。どんな場面も俺に任せろ!と言われているような気がします。
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