2016年10月1日土曜日

Canon EOS 80D レビュー1

Canon EOS 80D…?

キヤノン EOS 80Dについて,使用する機会が時々あるため,軽くレビューしてみたいと思います。私はニコン D610,F5をメインに使用していますが,操作のしやすさ等は慣れの問題も大きいため書きません。80Dは動画撮影メインで使用しています。ちなみに,このレビュー画像の背景が緑なのは,クロマキーの背景布だからです。

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AFが驚異的!

EOS 80Dは2420万画素のAPS-Cサイズセンサーを搭載しており,約7コマ/secの連写と最高1/8000までのシャッタースピードのお陰で,かなりキレの良いシャッターとなっており,パシパシと気持ちよく撮影できます。

測距点は45点あり,広い範囲でAF出来ます。AFが迷ったとしても素早く回復し,ストレスが溜まることはなさそうです。視野率は約100%で,明るいファインダーなので非常に見やすいです。CanonのほうがNikonより明るいファインダーを搭載しているイメージがあります。明るいファインダーではピントの山が見えにくい為MFがしにくくなってしまいますが測距点の多さでカバーできるかと思います。

最近のCanonは,デュアルピクセルCMOS AFを搭載しており,80Dも搭載しています。技術情報は公式に任せます。80Dでのミラーアップ撮影時や動画撮影においては,撮像面位相差方式のAFを主に使用することになりますが,コントラストAFと比較にならないほど素早いAFで,その上一発で合焦するため撮影した動画がぎこちないものとなりません。

更にタッチパネルを搭載しているため,ピントを合わせたいところをタッチするだけで合焦させることが出来,撮影が非常に楽です。液晶は空気層が無いため,内部での反射がほとんど無く,屋外でもクリアで見やすいです。

コントラストAFでは前後に動く動作が入るため,ド素人動画感が前面に出てしまいます。80DのデュアルピクセルCMOS AFの撮像面位相差AFでは運動会など,被写体が近づいたり遠ざかったり移動する場合でもスッと合焦し続けてくれるため,動画撮影を考えている人にはデュアルピクセルCMOS AFや撮像面位相差AFの搭載が必須であると断言できます。

あと少し…なところ

いいことばかり書くのも良くないので,少し使いづらい点を挙げると,SDが一枚しか入らない点,もそうですがSDスロットカバーを開けにくいことです。

SDスロットカバーがツライチ過ぎてかなり開けづらいです。突起を付けて開けやすくなっているように見えますが,引っかかりが少なすぎて滑るのです。力を入れて開けなければなりません。ダブルスロットだったらカバーの面積が大きくなり,開けやすくなったかもしれません。

それ以外の不満な点は無いです。それくらい完成されています。

その他の簡単な使い勝手はCanon EOS 80D レビュー2でも述べます。

総合的に見て,完成度の高い非常に良い一眼レフであり,動画撮影を少しでも考えている方であれば間違いなく買い,の80Dでした。

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