Canon EOS 80D レビュー2

前回のCanon 80D レビュー1で紹介していない80Dの細かい所についてです。

バリアングル液晶って使いやすい！

80Dはバリアングル液晶なので，腕を伸ばして他人より高い位置からの撮影や，伏せること無く地面により近づいての撮影が容易にできます。さらにタッチパネルなので，液晶を見やすい角度にして，タッチするだけでAF位置が指定でき，非常に使いやすいものとなっています。

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勿論，従来の一眼レフのように背面液晶を固定することも出来ます。ディスプレイ部を収納しても勿論AF位置をタッチで指定でき非常に使いやすいです。約80%もの部分をデュアルピクセルCMOS AFでスムーズにピント合わせできます。約80%の画素一つ一つでAFができるということですから，AFの迷いも殆ど見られません。更にAFポイントの多さと言うか範囲が広いため，AFの追従もしっかりしています。

80Dのバリアングル液晶は液晶を裏返すことにより安全に持ち運ぶことも出来ます。液晶が割れてしまうと修理費がかかるどころか，撮影できない期間が出来てしまうため，持ち運びや保管時は裏返しの習慣をつけたいですね。

防塵防滴で安心！

防塵防滴なので，各種端子にはカバーがあります。3分割となっているため，使わない端子を極力露出させること無く，またある程度離れて配置してあり，挿抜しやすいようになっています。

高機能で不満がない！

80DはNFCに対応しており，マークを確認できます。Android端末のみ恩恵を受けることができます。iPhoneはApple PayだけでNFCを使えるようになってるからです。キヤノンが意地悪しているわけではないのです。Appleが早くNFCをサードでも利用できるようにしてくれると良いですね。

ボディは手の大きい男性には少々小さいかもしれません。普段バッテリーグリップをつけっぱなしにしているD610に慣れているせいだと思いますが，小指が少し余る人もいるかもしれません。女性が使用しても問題ない重量だと思います。勿論，EOS KISSのほうが軽いですが，操作性や機能は80Dのほうが多く，洗練されています。上画像で付けているレンズはEF-S 24mm F2.8 STM + レンズフードです。換算約38mm相当の広角となります。80Dと組み合わせても軽快に持ち運び，撮影できます。AFも速くて静かです。

Canonはストラップ取り付け金具が可動式でないため，無理な角度が続くとストラップが痛みやすいため定期的にチェックすることが大切です。

普段使いにちょうどよいボディサイズで，最高1/8000のシャッタースピード・約7コマ/secの連写，これだけで十分買いですが，更にデュアルピクセルCMOS AFが搭載され特に動画撮影が快適となる80Dは間違いなく買いです。